【訴状例文つき】また弁護士ナシで訴訟をすることになりました。

ずいぶん前に書いた記事の続編ではないけど続編みたいな感じです。

今見てみたらこの記事7年前なんですね。

少しは私も成長したかもしれないので、お付き合いくださいませ。

多分このページに来られる方は、弁護士に依頼せず、ご自身で裁判手続きを行われる方だと思います。なので、そんな方に有益な情報を提供出来るよう努力する次第であります。ただし、素人なので参考程度にお願いします。

今回、私はマジでまた弁護士に依頼せずに訴訟をする事になったのですが、裁判手続きのおさらいと、まとめを書いていきます。文末に訴状例文のオマケ付き。

※セルフで裁判やるのは、巨額が動くような裁判の場合は個人的にオススメしません。専門家に依頼しましょう。

裁判手続きに必要なモノ

  1. 訴状の用意
  2. 証拠の用意
  3. 切手と収入印紙の用意

訴状とは、訴える人(原告)が訴えられる人(被告)に対して書く文章です。裁判所に提出します。

この文章は、裁判官とか裁判所の人が争う事実を分かりやすく理解できる文章でなくてはなりません。

それとこの点だけは押さえておかなければならないポイントというものも存在します。

主張と立証です。主張するだけでは文章を書くだけで何でも書けてしまうので、主張を立証出来る証拠が必要になります。

証拠の種類にはLINEのやり取り、メールのやり取り、通話の録音、動画記録、契約書、誓約書、借用書など客観的に見て原告と被告の間にどういった事があったのか。を提出する必要があります。
原告が主張している内容が正しいと言えるのかどうか、裁判官が確認するための資料という感じです。

文字でのやり取りの場合は写真やキャプチャなどで提出出来ますが、音声や動画記録の場合はデータ+書き起こし文章で提出する事が可能です。
普通なら通話の録音など無い方も多いと思うのですが、私は以前の経験から紛争がおこるような相手との通話は全て録音するようにしていました。
最近だとAndroidスマホなら通話録音アプリとかもあるので便利ですね。
ソニーICレコーダー 通話録音用マイク

訴状のサンプルについては、日本弁護士連合会が提供している雛形を利用されると良いと思います。日本弁護士連合会:役立つ書式など

こちらの書式に当てはめて文章を構成すれば大枠は完成です。あとは登場人物は何をしている人物なのか、それの添付書類などを書けば良いでしょう。文末に私が書いた訴状をまるまる載せておくので、ご興味があればご確認下さい。

ちなみに証拠が全く用意出来ないなら裁判をしないほうが良いかもしれません。
証拠が無い場合、相手が創作の話をでっちあげても何も反論出来ません。逆もまたしかりですが、「民事裁判に勝つ=金を取る」ですので、金を取れないならやる意味がありません。

訴状の話に戻します。
訴状の構成を間違えると、こちらの正当性が無くなってしまうケースがあるので、弁護士の無料相談か、30分5000円の相談に訴状の下書きを持って行き、論理構成については相談して下さい。この論理構成についての相談で、構成もより完璧に近づくかと思います。あとは裁判所に提出するだけです。

近隣の裁判所に電話をして、流れや必要になるモノを確認してみてください。結構丁寧に教えてくれます。

実際裁判が始まると、裁判官が訴状内容の確認、答弁書(被告側が提出するもの)の内容確認を口頭で行います。裁判官にとって訴状のストーリーと答弁書のストーリーが全てですので、どちらが信用出来るのか、事実を言っているのか見定められることになります。

ここで訴状に無い話をすると裁判官が困惑しますので、基本的に話す内容は訴状に盛り込むと良いと思います。

一旦法廷バトルが終わると、和解提案をされる事が多いように思います。
裁判官と原告、裁判官と被告と個別に呼び出されて面談を行います。
落とし所があれば落として和解成立、落とし所がなければ法廷バトル続行となります。

普通、請求した金額よりも少ない提示を被告側はしてくるので、その金額で折り合いをつけられれば和解成立という感じです。
訴状提出後、大体1ヶ月後に1回目の裁判、2回目以降はまた1ヶ月後に。といった形で一回話を進めるのに1ヶ月かかります。なので、全てをこなすと1年は余裕でかかります。1年後に勝訴したとしても相手側がまともに払わないケースもあると思うので強制執行(差し押さえ)手続きを行わなくてはなりません。

判決が出た後だと、財産を隠す可能性があるので仮差押命令という手続きもありますが、こちらについては私もまだ行使した事が無いのでお調べ頂ければと思います。

以下おまけ。

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(裁判するときは何でも「事件」になるようです)

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(当事者の紹介と、何の目的でこの裁判をしているのか?というのをまとめて書いています)

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(弁護士の先生に相談したところ、12の項目がポイントになるとの事だったので、証拠を探して文章とともに入れました)

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「甲●●」というのが証拠に番号を割り振る方法です。

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(動画と音声はDVDに焼いて証拠として提出しましたが、場所によって再生機器も違うみたいなので確認した方が良いかもしれません)

 

前から思ってたんだけど、弁護士ってなぜか「、」じゃなくて「,」って書くよね。